税理士を変えたいと思ったら最初に整理する3つのこと
「今の税理士事務所を変えるべきか迷っている」というご相談は、実は珍しくありません。勢いで動く前に3つのことを整理しておくと、変える場合も変えない場合も、納得のいく着地になりやすくなります。
この記事の要点
- 不満の正体を言葉にする — 金額そのものより「期待と実際の差」が原因のことが多い
- いまの契約に何が含まれているかを確認する — これが無いと比較も交渉もできない
- 動く時期を整理する — 決算・申告の作業中をまたがない移り方が安全
1つ目 — 不満の正体を言葉にする
一口に「税理士を変えたい」と言っても、理由はいくつかの型に分かれます。よくあるのは次のような型です。
- 連絡や質問への返事が遅い、返ってこない
- こちらから聞かないと、提案や説明がない
- 税務調査など節目の対応に不安が残った
- 契約したときに聞いていた内容と、実際のサービスが違う
なお、どちらかが悪いという話とも限りません。事務所の体制や得意分野と、こちらの求めるものが合っていないだけ、ということもあります。
2つ目 — いまの契約に何が含まれているかを確認する
次に、現在の顧問契約の中身を確認します。見るのは、たとえば次の点です。
- 訪問や面談の頻度(毎月か、年数回か)
- 記帳代行が含まれるか、自分で入力する前提か
- 決算・申告、年末調整、各種届出の料金が顧問料に含まれるか、別料金か
- メールやチャットでの質問対応の範囲
顧問料の高い・安いは、含まれる業務とセットでないと比べられません。ここを整理しておくと、他の事務所の見積もりを取ったときに、同じ土俵で比較できます。
あわせて、契約書に解約の申し出時期についての取り決めがあるかどうかも見ておきます。
3つ目 — 動く時期を整理する
区切りとしては、申告が終わった直後が動きやすいタイミングです。
また、預けている資料(通帳のコピー・領収書・過去の申告書の控え・会計データ)を返してもらう段取りも、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
「変えない」という結論もある
まとめ — 整理してから動く
| 整理すること | 具体的に見る点 |
|---|---|
| 不満の正体 | 返事の速さ / 提案の有無 / 節目の対応 / 聞いていた内容との差 |
| 契約の中身 | 面談の頻度 / 記帳代行の有無 / 決算・申告や年末調整が別料金かどうか |
| 動く時期 | 決算・申告の作業中を避ける / 預けた資料の返却の段取り |
まずは3つを、メモ1枚に書き出してみてください。この3つがそろっていれば、次の事務所との面談でも話が具体的になり、同じミスマッチの再発を防げます。
弊所では、初回の無料相談で「いま何にいくら払っていて、何が含まれているか」の整理からお手伝いしています。変えることを前提にしないご相談でもかまいません。
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