「今の税理士事務所を変えるべきか迷っている」というご相談は、実は珍しくありません。勢いで動く前に3つのことを整理しておくと、変える場合も変えない場合も、納得のいく着地になりやすくなります。
「今の税理士事務所を変えるべきか迷っている」というご相談は、実は珍しくありません。勢いで動く前に3つのことを整理しておくと、変える場合も変えない場合も、納得のいく着地になりやすくなります。
この記事の要点
一口に「税理士を変えたい」と言っても、理由はいくつかの型に分かれます。よくあるのは次のような型です。
大切なのは、どれが自分の不満の中心なのかをはっきりさせることです。「顧問料が高い」という不満も、掘り下げると金額そのものではなく、「払っている額に対して受けているものが見合わない」という期待と実際の差であることがよくあります。
なお、どちらかが悪いという話とも限りません。事務所の体制や得意分野と、こちらの求めるものが合っていないだけ、ということもあります。
次に、現在の顧問契約の中身を確認します。見るのは、たとえば次の点です。
顧問料の高い・安いは、含まれる業務とセットでないと比べられません。ここを整理しておくと、他の事務所の見積もりを取ったときに、同じ土俵で比較できます。
あわせて、契約書に解約の申し出時期についての取り決めがあるかどうかも見ておきます。
切り替えの時期は、決算・申告の作業中を避けるのが安全です。作業の途中で担当が替わると、資料や経緯の引き継ぎが複雑になり、双方の負担が大きくなります。
区切りとしては、申告が終わった直後が動きやすいタイミングです。
また、預けている資料(通帳のコピー・領収書・過去の申告書の控え・会計データ)を返してもらう段取りも、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
3つを整理した結果、いまの事務所に不満の中心を伝えて対応を変えてもらえるなら、それが一番早い解決ということもあります。
変えるかどうかは、整理してから決めても遅くありません。
| 整理すること | 具体的に見る点 |
|---|---|
| 不満の正体 | 返事の速さ / 提案の有無 / 節目の対応 / 聞いていた内容との差 |
| 契約の中身 | 面談の頻度 / 記帳代行の有無 / 決算・申告や年末調整が別料金かどうか |
| 動く時期 | 決算・申告の作業中を避ける / 預けた資料の返却の段取り |
この3つがそろっていれば、次の事務所との面談でも話が具体的になり、同じミスマッチの再発を防げます。
弊所では、初回の無料相談で「いま何にいくら払っていて、何が含まれているか」の整理からお手伝いしています。変えることを前提にしないご相談でもかまいません。
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