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事前確定届出給与 | 無料の試算

事前確定届出給与で、
保険料はいくら減るか。

同じ年収を「毎月均等」と「低い月給+年1回の賞与」で払い分けたときの社会保険料の差を、入れたそばから試算します。

計算はお使いのブラウザの中で行います。使われ方を知るため入力した数字と結果を記録しますが、氏名・連絡先は含めません。

代表税理士・公認会計士 佐々木俊の正面写真

「賞与にして得か」に、数字で答えます。

月給と賞与の配分は、会社の利益と毎月の生活費で決まります。45分の無料相談で、あなたの数字で試算し、届出の期限と支給日の段取りまでお伝えします。

佐々木 俊代表 | 税理士・公認会計士

あなたの数字に書き換えてください

総額 − 毎月の給与 × 12

くわしく設定する (年齢・役員報酬控除前の利益)

この試算は、40〜64歳の健康保険料に介護保険料を加え、70歳以上の厚生年金保険料を0円とする前提です。厚生年金の高齢任意加入と65歳以上の介護保険料は含めていません。75歳以上の方は試算の対象外です。

出典: 日本年金機構 厚生年金の高齢任意加入

年間売上から、役員の給与・賞与とその会社負担の社会保険料を除いた経費を引いた金額。これらは自動で差し引きます。

例: 見本の数字 (年間645.6万円・毎月8万円) の場合

払い方を変えると、社会保険料が年間727,740円下がる計算です (個人の税と法人税等の増加を差し引いても実質569,440円の負担減)
払い方A: 毎月均等1,855,454円月々の社保 185.5万
月々の社会保険料 × 12 1,855,454円賞与の社会保険料 0円
払い方B: 低い月給 + 賞与1,127,714円月々の社保 29.4万賞与の社保 83.4万
月々の社会保険料 × 12 293,818円賞与の社会保険料 833,897円
差727,740円払い方 B のほうが社会保険料がこれだけ少ない

月々の社会保険料 × 12賞与の社会保険料

この結果の条件

年収645.6万円。毎月均等と、月8万円+賞与549.6万円を年1回の比較・35歳。報酬・会社負担社保控除前の会社利益年1,200万円。

令和8年度料率・令和8年分税制。協会けんぽ東京支部、標準報酬の等級表を使わない概算。給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除を反映。扶養なし。

帯は会社+本人の社会保険料の年額。実質差は所得税・住民税と法人税等の増加も反映。消費税・顧問料は含まず、損金算入と届出期限は別確認。

内訳と前提

払い方ごとの内訳と、この試算の前提

第一画面の答えは、社会保険料だけを比べた差と、社長の所得税・住民税と会社の法人税等の増減まで入れた実質の差です。払い方ごとの内訳はここで見られます。

項目払い方A毎月均等払い方B低い月給 + 賞与差B − A
月々の社会保険料 × 121,855,454円293,818円-1,561,636円
賞与の社会保険料0円833,897円+833,897円
社会保険料の合計1,855,454円1,127,714円-727,740円
社長の所得税183,000円219,500円+36,500円
社長の住民税340,200円376,000円+35,800円
法人税等の増加—86,000円+86,000円
会社と個人を合わせた差 (実質)所得税・住民税と法人税等の増加を差し引いた額-569,440円

この結果の条件

年収645.6万円。毎月均等と、月8万円+賞与549.6万円を年1回の比較・35歳。報酬・会社負担社保控除前の会社利益年1,200万円。

令和8年度料率・令和8年分税制。協会けんぽ東京支部、標準報酬の等級表を使わない概算。給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除を反映。扶養なし。

帯は会社+本人の社会保険料の年額。実質差は所得税・住民税と法人税等の増加も反映。消費税・顧問料は含まず、損金算入と届出期限は別確認。

  • ※払い方を変えた後の状態が1年間続いた場合の比較です。社会保険料の随時改定は変更後4か月目からなので、変更した年の実際の差はこれより小さくなります。
  • ※概算です (協会けんぽ東京支部・扶養なし・等級表なし)。1円単位の精度はありません。

標準報酬が下がることで変わる給付 (傷病手当金・出産手当金・将来の厚生年金) への影響は、この試算に入っていません。影響額は無料相談で試算します。

計算の前提をくわしく見る

※概算です (令和8年度の協会けんぽ東京支部の料率・令和8年分の所得税で計算)。このサイトの試算は、入力した月給と同じ料率を12か月に当てはめる前提です。実際の適用開始月や標準報酬月額の改定時期は再現していません。所得控除は社会保険料控除と基礎控除だけを入れています。標準報酬月額 (保険料を決めるために報酬を区切りの額に丸めたもの) は等級表を使わず報酬額そのままで計算する概算です。実質の負担減には、会社負担の社会保険料が減る分の法人税等 (法人税・地方法人税・法人事業税・法人住民税の合計) の変化を織り込んでいます。控除前利益の前提は入力欄で変更できます。

防衛特別法人税は、原則として2026年4月1日以後に開始する事業年度から、基準法人税額から年500万円を控除した額に4%でかかります。1年未満の事業年度では500万円を月数で按分し、通算法人には別の計算があります。このサイトの試算は、12か月の小規模法人で税務上の個別調整をしない前提で、防衛特別法人税も含めています。

出典: 国税庁: 防衛特別法人税が創設されました (令和8年6月改訂) / 協会けんぽ: 令和8年度の保険料額表 (東京支部)

このサイトの住民税の試算は、東京23区の単身者を前提に、所得割・均等割 (年4,000円)・森林環境税 (年1,000円の国税) と非課税の判定を入れています。調整控除は基礎控除の人的控除差だけを反映し、この試算では最大2,500円です。一般の調整控除には配偶者や扶養親族などの人的控除差も関係するため、一律の上限ではありません。均等割・森林環境税は、同じ住所・年齢と年間給与所得を前提とするこの試算では、払い方AとBで同額です。

出典: 東京都主税局: 個人住民税 (均等割・非課税・調整控除) / 江東区: 住民税についてのよくある質問

65歳以上の方の介護保険料 (第1号被保険者) は、健康保険料とは別に市区町村へ納めます。年金からの特別徴収や納付書等による普通徴収があります。このサイトの試算は、払い方AとBのどちらにも第1号の介護保険料を含めていません。

出典: 江東区: 65歳以上の方の介護保険料

※月給を下げる分、日々の生活費は賞与でまかなうことになります。賞与からは社会保険料や源泉所得税がまとめて差し引かれるため、手取りは額面どおりには残りません。実際の手取り額は無料相談でご確認ください。

生活費まで含めて年間計画を見る→

届出の期限と支給日

届け出た日と金額のとおりに払うことが、条件です

事前確定届出給与は、支給する日と金額をあらかじめ税務署へ届け出て、そのとおりに支給した場合に限り経費になる制度です。

届出どおりに支給しない賞与は、原則として損金にできません

  • 税務署への届出には期限があります。原則として、株主総会等で定めた決議日 (決議が職務執行開始日より後なら、その開始日) から1か月後と、その職務執行開始日が属する会計期間の開始日から4か月後の早いほうです。合同会社では社員の決定の日を確認します。新設法人・臨時改定・申告期限延長の指定には別の定めがあり、届出がなかったことにやむを得ない事情があると税務署長が認める場合の救済もあります。休日等に当たる期限は繰り越されます。届出書を作る道具で、ご自身の期限と条件を確かめてください
  • 届け出た支給日・金額と実際の支給が異なると、原則として、賞与の全額が経費 (損金 = 会社の経費) になりません。届出どおりの支給日・金額を守ることが大切です
  • 各月の標準報酬月額と賞与の標準賞与額を1年分合計した額が下がると、将来の年金も下がります。社会保険料の削減額と年金への影響をあわせて見極めることが大切です

届出書の作成から支給日の管理まで、失敗しない段取りを無料相談でご案内します。

例: 3月決算の会社が、6月25日の株主総会で決めた場合届出期限は7月25日
4月期首
5月
6月決議
7月1か月 25日 / 4か月 31日
8月
9月
10月
11月
12月支給
1月
2月
3月
届け出られる月届け出た日に支給する月
決めた日から1か月 (7月25日) と、期首から4か月 (7月31日) の早いほうが届出期限です。この届出の期限が日曜日・祝日などの休日または政令で定める日に当たるときは、その翌日が期限です (国税通則法10条2項)。「政令で定める日」は土曜日と12月29日・30日・31日です (国税通則法施行令2条2項)。休日が続く場合は、繰延後の日もご確認ください。支給は、届け出た日に、届け出た額で。
いつまでに税務署へ届け出るか
どんな年かいつまでに届け出るか3月決算の会社の例
ふつうの年株主総会などで、賞与の支給日と金額を決めた年決めた日から1か月後までただし、事業年度が始まった日 (3月決算なら4月1日) から4か月後のほうが早いときは、そちらまで6月25日に決めた→ 計算上は7月25日、提出できる最終日は7月27日
会社を作った1年目設立と同時に役員の仕事が始まる場合会社を作った日から2か月後まで設立した年だけの決まりです設立の日から数えます
役職が変わるなどの事情があった年役職や職務内容の重大な変更などの臨時改定事由により、新たに賞与の支給日・額を定めた場合上の期限と、その事情が起きた日から1か月後の、遅いほうまでこの場合だけ「遅いほう」です。期限が延びる向きに働きます。その役員に直前の職務で事前確定届出給与の定めがあった場合は除きます (法人税法施行令69条4項2号)。届出済みの定めを変更する場合は、別の変更届出期限です (同条5項)事情が起きた日から数えます

→ 表は横にスクロールできます

社長ひとりの会社でも、賞与の支給日と金額を決めたら議事録に残しておくと安心です。期限を過ぎた年は、原則としてこの方法は使えません。届出がなかったことにやむを得ない事情があると税務署長が認めるときは、期限までに届け出たものとして扱われます (法人税法施行令69条)。

根拠: 国税庁「事前確定届出給与に関する届出」の提出時期 (法人税法施行令69条4項)。日付の例は令和8年の通常の年決算で、決議日と職務執行開始日が同じ場合です。決めた日が役員としての仕事を始める日より後のときは、仕事を始める日から数えます。法人税の申告期限は、法人税法75条の2第1項では原則1か月の延長とされています。その申告期限の延長を受けても、次の例外に該当しない法人の届出期限の(ロ)は4か月のままです (法人税法施行令69条4項1号)。同条1項1号イ(1)に掲げる通算法人は(ロ)が5か月、同号イ(2)の月数の指定を受けた法人は「指定を受けた月数 + 3か月」になります (法人税法施行令69条4項1号)。ご自身のケースの期限は、無料相談でご確認ください。

決議日と期首から期限を確かめる方法は、提出期限で確認できます。

読み方と誤解

この試算の読み方と、よくある誤解

この試算の読み方

何と何を比べているのか

年間に払う役員報酬の総額は同じまま、その配り方だけを変えています。払い方Aは12か月に均等。払い方Bは毎月の給与を低くして、残りを年1回の賞与として払う形です。年収が同じなので、ここで見ているのは「配り方の違いで社会保険料と税がどう動くか」だけです。

なぜ社会保険料が動くのか

毎月の社会保険料は、給与を等級に当てはめた標準報酬月額をもとに計算します。月給を下げても標準報酬月額が同じなら、月々の保険料は変わりません。賞与には別に保険料がかかり、健康保険は年度の累計573万円、厚生年金は同じ月の合計150万円が標準賞与額の上限です。たとえば月給を下げても厚生年金の上限等級65万円のままなら、月々の厚生年金保険料は変わらず、賞与にかかる分だけ増えます。この試算は等級表を使わない概算なので、実行前に等級による結果も確認してください。

出典: 日本年金機構 厚生年金保険の保険料 / 年間の標準賞与額の累計額が573万円を超えたとき

「実質」に何を織り込んでいるか

会社が負担する社会保険料 (健康保険料・厚生年金保険料) は、法人税の計算で損金 (会社の経費) になります (法人税基本通達9-3-2)。このサイトの試算では、保険料が減るとその分だけ会社の利益が増え、法人税等も増えるものとして計算しています。画面に出る実質の差は、この増加分を差し引いた後の金額です。役員報酬控除前の利益は入力欄で変えられます。

「役員報酬を差し引く前の年間利益」に何を入れるか

年間売上から、役員の給与・賞与とその会社負担の社会保険料を除いた経費を引いた金額です。従業員の給与・社会保険料などは経費に含めます。

入力後、役員の年間給与・賞与と会社負担の社会保険料を払い方A・Bそれぞれで差し引き、法人税等の差額を計算します。赤字はマイナスで入力してください (例: 100万円の赤字なら -100)。税務上の個別調整は含まない概算です。

よくある誤解

減った保険料がそのまま手取りに残るかは、税の増加と合わせて見てください

減るのは会社負担分と個人負担分の両方ですが、上のとおり会社側では法人税等が増えます。さらに、個人負担の保険料が減ると社会保険料控除も減るため、社長個人の所得税・住民税は少し増えます。このサイトの試算では、会社と個人を合わせた実際の効果は、保険料の減少額そのものより小さくなります。

将来の年金が下がることがあります

厚生年金 (報酬比例部分) の額は、標準報酬月額と標準賞与額をもとにした平均標準報酬額で計算されます (厚生年金保険法43条1項)。賞与も算定の対象なので、年間の合計が下がる払い方なら将来の年金は下がり、上がる払い方なら増えます。目先の負担と将来の受取を並べて見てください。

毎月の生活費は賞与でまかなうことになります

月給を下げる改定も、原則として会計期間の開始から3か月以内に行わないと定期同額給与に当たらず、損金にならない部分が出ます (法人税法施行令69条1項・タックスアンサー No.5211)。臨時改定事由・業績悪化改定事由による改定や、申告期限の延長の指定を受けている法人などの期限の特則もあります (法人税法施行令69条1項)。月給を下げれば、毎月入ってくるお金は減ります。日々の資金繰りや、住宅ローンなどの審査に影響することがあります。

届出どおりに支給しないと、原則として損金になりません

事前確定届出給与は、支給する日と金額をあらかじめ定め、必要な届出を行い、その定めどおりに支給する役員給与です。必要な届出を期限までに行わなかった場合や、届け出た日付・金額と実際の支給が食い違った場合は、原則として損金に算入できません。期限までに届出がなかったことにやむを得ない事情があると税務署長が認めるときは、期限内に届け出たものとして扱われます (法人税法施行令69条)。新設法人や臨時改定事由などの期限の特例、届出を要しない給与の例外もあるため、ご自身の条件に沿って確認してください (国税庁タックスアンサー No.5211)。

出典: 国税庁 タックスアンサー No.5211 役員給与 / 法人税基本通達9-3-2 (社会保険料の損金算入の時期) / e-Gov 法令検索 法人税法13条1項 (会計期間) / 法人税法施行令69条 / 国税通則法10条2項 / 厚生年金保険法43条1項

この試算は概算です。実行の際は、届出の期限・支給日の管理・年金への影響まで含めて、必ず事前にご相談ください。

月給と賞与の内訳の計算は、社会保険料の計算方法で確認できます。

議事録・届出書

議事録と届出書・付表1 は、その場で作れます

会社と決めた日、誰に・いつ・いくら支給するかを入れると、株主総会議事録 (合同会社は総社員の同意書) と、税務署へ出す届出書・付表1が同じ入力から組み上がります。届出期限も自動で出ます。

事前確定届出給与の議事録・届出書を作る (無料)

  • 議事録 (同意書)Word か PDF で保存
  • 届出書と付表1国税庁の様式に重ねた PDF
  • 届出期限決めた日と期首から自動で

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反映する項目 Web版 無料相談
毎月均等と賞与払いの社会保険料の差 (概算) ○ ○
個人の税・法人税等への影響をふまえた実質差額 ○ ○
標準報酬月額の等級表と標準賞与額 (1,000円未満切捨て・上限) どおりの保険料 — ○
配偶者控除・扶養控除・生命保険料控除などの所得控除 — ○
傷病手当金・出産手当金など、給付への影響 — ○
将来の厚生年金の受給額への影響 — ○
都道府県別の協会けんぽ料率 — ○

「—」の項目は、無料相談でお客様のご事情を伺いながら詳細版に反映して試算します。

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